消費者の声活かし、より良い道産食品づくり 札幌消費者協会が食味テスター募集 6月12日~、エルプラザで研修講座

 札幌消費者協会の「食味テスター事業」研修講座が6月12日(金)を皮切りに、11月17日(火)までの全5回、札幌エルプラザ2階食材研究室ほかで行われる。同協会ではこれに伴い、北海道発の商品の味や特徴を知って、地元のより良い商品づくりにかかわっていく、30人程度の食味テスター(1年間の登録制)を募集する。対象は原則全講座の受講可能で、消費者の声を商品づくりに活かしたい人などで経験、年齢、性別は不問。また、メールやFAXで連絡の取れる人が望ましい。参加無料。申し込みは5月15日(金)から。
 地域を活かすことにスポットをあて、活性化させる取り組みの「地産地活」がテーマ。研修講座では、軟水、硬水をさまざまな角度から、実験し体感する「官能検査」、食味と企業との意見交換する「傾聴会」などを予定している。
 日程は①講座「官能検査…水」ほか=6月12日(金)午前10時~11時30分、講師は札幌消費者協会職員。②「傾聴会」=7月22日(水)午前10時~11時30分、企業未定、ファシリテーターは中小企業基盤整備機構。③講座「道産とうきび粉(コーングリッツ)について」=8月18日(火)午後1時30分~3時、講師は北海道立総合研究機構食品加工研究センター。④「傾聴会」=10月22日(木)午前10時~11時30分、企業未定、ファシリテーターは中小企業基盤整備機構。⑤講座「北海道における地理的表示(GI制度)の現状と活用について~今金男爵を例にして」=11月17日(火)午後1時30分~3時、講師は北海道農政事務所。
 申・問/札幌消費者協会【TEL】011―728―8300(平日午前9時~午後5時)。