一歩間違えば大惨事に!法律でも禁止 枯れ草・ごみ焼きの火災相次ぐ 厚別警察署が呼びかけ

 北広島市西の里地区などで屋外で枯草やごみを燃やしたことによる火災が相次いでいる。厚別警察署によると、焼却したごみの残り火が近くのものに燃え移るケースが目立つ。幸い、今のところけが人は出ていないが、一歩間違うと大惨事につながりかねない。たとえ、自分が管理する敷地内でもごみや枯れ葉を燃やすことは一部の例外を除き、法律(「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第16条の2)で禁止されているという。
 問/厚別警察署【TEL】011―896―0110

 江別市は、新型コロナウイルスの影響で、外出の機会が減った高齢者向けに、自宅で取り組める運動や食事など、健康を維持するための過ごし方をまとめたパンフレットを作成した。
 「新型コロナウイルスに負けない体づくり~フレイル予防でいきいき生活~」。地域包括支援センターや、介護保険サービスを提供する事業所などで、日ごろ地域の高齢者と接する機会が多い保健師や管理栄養士ら市内の専門職有志の協力を得て、4月末から準備を進めてきた。
 新聞にコラムを連載中の理学療法士、岡田しげひこさんによる「フレイル(虚弱状態)」を予防するポイントなどの総論に続き、「動く」、「食べる」、「笑う」の3つの項目別に、各専門職の人たちがフレイル予防の具体的なアドバイスをしている。
 自宅で無理なくできる筋トレや、高齢者に不足しがちな肉や魚などたんぱく質を他の栄養素と合わせてバランスよく摂ること、食事をずっと楽しむために口腔の健康が大切なこと、そのためのトレーニングのほか、友人と電話でおしゃべりするだけでも免疫力が高まることなどが紹介されている。
 また、イスを使った筋トレやオリジナル体操を動画投稿サイトYouTubeで公開しているほか、DVDを希望者に配布している。
 市介護保険課の担当者は「パンフレットをヒントに、無理のないトレーニングと、密に注意しながら社会とのつながりを維持して、フレイルを予防してほしい」と話している。
 A4判カラー4ページ。6000部作成した。市介護保険課や地域包括支援センター、公共施設などで配布している。また、市内在住の希望者には個別に郵送で対応する。
 問/江別市健康福祉部介護保険課【TEL】011―381―1067