自宅でバー気分浸って 生ビールなど量り売りで提供

 新型コロナウイルスの影響で酒類を提供する料飲店が集客に苦戦する中、野幌駅前のカフェバー、ココモカが始めたアルコール類のテイクアウトサービスが人気を集めている。
 4月17日に国税庁の「期限付酒類小売業免許」を取得した同店は、ビール、ウイスキー、ワイン、リキュールなど80種近くのアルコールドリンクのテイクアウトサービスを開始。中には、すでに販売休止となったサントリー「響17年」、ニッカ「竹鶴17年」など、愛飲家にはたまらない1本もある。ビールは、地元江別のクラフトビール「ノースアイランドビール」の生ヴァイツェンを用意した。
 テイクアウトは「グラウラーボトル」というビールを持ち運ぶための容器を持参するか、なければ無料で小瓶に詰めてくれる。ビールは約330ml単位、ウイスキーやリキュール類は1ショット(約30ml)単位の量り売りで販売する。基本的に店内料金と同価格での提供となる。
 「酒屋さんでは見かけないお酒もあります。自宅でバーの気分を味わって」とオーナー。
 問/ココモカ(野幌町51―14)【TEL】090―3897―5569