新しい生活へ力強く 商業施設に新作チョークアート

 江別市や友好都市の高知県・土佐市の特産品を扱うアンテナショップ「GET’S」(EBRI内、東野幌町3―3)の壁面黒板に新しいチョークアートが登場した。
 チョークアートは季節やイベントに合わせて、年3回ほど描き替えを行っている。今回、作品を手掛けたのは江別市在住のチョークアーティスト、石川弥一さん。制作日数は3日間。新緑の季節の始まりと共に、走りだそうとする白馬の姿に、新しい生活へと踏み出す地域へのエールを込めた。
 高さ3m×幅2mの巨大なキャンバスには、馬の首から胸前、トモにかけての筋肉が、チョークの陰影で力強く描かれている。背景には、新しい時代の夜明けをイメージして朝日を描いた。
 大学時代にチョークアートと出会い、身近な画材の表現力の深さに引かれたという石川さんは「未来に向かって走り出す馬の生命力を感じてほしい。見た人に元気をおくることができれば」と話している。
 今回の作品コンセプトは「立志」。約4カ月間、公開されている。