ハワイ島のマウナケア山頂にあり、国立天文台ハワイ観測所が運用する口径8・2mの光学赤外線望遠鏡・すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ“Hyper Suprime―Cam (HSC)”の開発を担当し、現在はHSCを用いたダークマター(暗黒物質)の分布について研究している国立天文台先端技術センターの宮崎聡氏による先端科学技術講座・すばる一般講演会「ハワイからみる宇宙~すばる望遠鏡のすごさに迫る~」が来年1月7日(火)午前11時~昼12時、同科学館・3階サイエンスホール(サンピアザ隣り)で開かれる。対象は小学生以上で、料金は中学生以下無料、高校生以上は展示室観覧料として700円。定員は100人。申し込みは12月13日(金)まで。
ハワイに7年間滞在して現地で業務に当たった宮崎氏の経験などを交えながら、なぜ、観測所(すばる望遠鏡)がハワイに建てられたのか、そして、すばる望遠鏡を使って何を観測し、どのような研究をしているのか―などを子供たちにも分かりやすく紹介する。
申し込みは、同科学館のホームページ、FAX、往復ハガキ、館内の専用申し込み用紙のいずれかで。
◇12月22日に工作会 紙コップを使ったサンタさんが糸をのぼる作品を作る、工作会「おやこでつくろう のぼれ!サンタさん」が12月22日(日)午前10時~昼12時、青少年科学館2階特別展示室横で開かれる。主な対象は3歳以上の未就学児とその保護者。料金は無料(保護者は入館料700円)。定員は先着200人、当日直接会場へ。
2本の糸を交互に引くとサンタさんがのぼっていく工作だという。
問い合わせ/同科学館【TEL】892―5001。