三岸好太郎の最晩年の創作活動に焦点を当てながら、絵画を中心に、詩作やデザインなど多岐にわたる生涯の作品を“幻想”というキーワードで見つめ直す特別展「三岸好太郎と幻想のイメージ―シュルレアリスムの画家ダリ、マグリットの版画とともに」が12月1日(日)までの午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)、北海道立三岸好太郎美術館(北2西15、地下鉄西18丁目駅4番出口7分)で開かれる。料金は一般610円、高大生360円、小中学生250円。
展示では、三岸好太郎がインスピレーションを得た1932年の「巴里・東京新興美術連盟展」に関わる資料や、シュルレアリスムの画家として知られるダリやマグリットの版画を紹介。シュルレアリスムの日本での受容についても目を向け、小川原脩をはじめとして1930年代を中心に影響がみられる画家の作品も展示。三岸好太郎の画業における幻想のイメージ世界について掘り下げるという。
問い合わせ/同美術館【TEL】644―8901。