NPO法人北海道食の自給ネットワーク主催のアニマルウェルフェア学習会「聞いて・考えて・話して・深めよう!北海道から畜産が変わる!」が2月24日(月・休)午後1時30分~4時30分、札幌エルプラザ2階研修室3(北8西3、JR札幌駅北口3分・地下通路直結)で開かれる。参加費は500円。申し込みは2月22日(土)まで。
当日は、3つの講演を予定。北海道農政部生産振興局畜産振興課の叶拓斗主幹が「北海道の取り組み」、帯広畜産大学畜産学部の瀬尾哲也准教授が「アニマルウェルフェアを広める取り組み」、岩手県にある中洞牧場の中洞正牧場長が「幸せな牛からおいしい牛乳」をテーマに話す。パネルディスカッションもある。
アニマルウェルフェア(動物福祉)は一般的に人間が動物に対して与える痛みやストレスといった苦痛を最小限に抑えるなどの活動により動物の心理学的幸福を実現する考えのことをいう。サッカーだけでなく、マラソン、競歩も札幌が会場となる東京五輪は、北海道の豊かな自然や安全・安心な食を世界にアピールするチャンス。選手、関係者の多くがアニマルウェルフェア製品などを求める中で、乳製品の認証製品もあり、肉牛の認証制度も進められる北海道のおいしい食材で「おもてなし」できることを願い学習するという。
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