「詐欺ブロック」周知キャンペーンステッカーを作成 消毒液ボトルで被害を未然防止 江別警察署と江別地区防犯協会連合会

 北海道警察本部や全道の各警察署が繰り広げている「『渡さない』『教えない』で詐欺ブロック」周知キャンペーンに合わせて、江別警察署と江別地区防犯協会連合会は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、スーパーやコンビニエンスストアなどの入口に置かれている手指消毒液のボトルに貼付できるキャンペーン周知ステッカーを作成した。
 「キャッシュカードは渡さない」、「暗証番号は教えない」を軸としたキャンペーンの期間は5月20日(水)まで。同署や同連合会では、多くの市民の目につく場所にステッカーを貼り、キャンペーンを周知しようと、大半の利用者が新型コロナ対策で活用する店舗入り口の消毒液のボトルに貼付できるステッカーを作った。
 ステッカーは、横10㎝縦7㎝ほどの大きさで、200枚製作。警察、役所、金融庁職員をかたった「カードを確認する」、「カードを交換する」、「カードを封筒に入れて保管する」といった内容の電話を受けた場合、すぐに電話を切って110番または♯9110へ連絡、相談を―と促している。
 作成したステッカーは、同署管内のスーパー、コンビニエンスストアなどに地域警察官を通じて配布。キャンペーン期間終了後もしばらくは、貼ったままにしてもらい、詐欺被害の未然防止につなげていくという。