自己判断で診療を控えないで…ＳＴＯＰ！自己判断―。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出の自粛を踏まえて、札幌歯科医師会では「自分の判断で歯科医院への通院を中断することは健康被害を招く可能性があります」と電話でかかりつけ歯科医に相談することを呼びかけている。
　歯科医院では日頃から感染予防のために、患者ごとの治療器具の消毒滅菌、待合室の消毒、スタッフの手洗いなど標準予防策をとって診療に臨んでいるという。加えて新型コロナ対策として、換気の徹底と３密を避けるために治療予約の人数の調整などの対策を実施しているとする。
　やむを得ず治療を中断する際は、かかりつけ歯科医に電話で相談するように促す。緊急性が少なく、延期しても問題が少ない治療の場合は、説明があるという。
　【患者さま、スタッフ感染予防のために歯科医院受診の際は以下にご留意ください】
　〇歯科医院に行く時は検温して、必ずマスクを着用してください。〇待合室内でマスクを外しての会話はご遠慮ください。〇来院時およびお帰りの際は手洗いまたは手指の消毒をお願いいたします。
　【次のような症状をお持ちの場合は受診を控えてください】
　〇平熱以上の発熱がある
〇。強い倦怠（けんたい）感や筋肉・関節痛がある。〇鼻水、のど痛など風邪症状がつづいている。〇乾いた咳、呼吸困難、胸痛などの呼吸器症状がある。〇突発的な味覚、嗅覚の異常がある。
　問／札幌歯科医師会【ＴＥＬ】０１１―５１１―１５４３