ディマシオ美術館コレクションも開催 三岸好太郎美術館変幻する詩情の花 7月5日まで、中央区

 北海道立三岸好太郎美術館の所蔵品展「変幻する詩情の花」が7月5日(日)までの午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)、同美術館(北2西15、地下鉄西18丁目駅4番出口7分)で開かれている。観覧料は一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料。土曜日は高校生も無料。
 三岸好太郎(1903年~34年)の初期から晩年までの代表作とともに、人気のモチーフ「花」に焦点を当てながら、三岸の才気あふれる画業を紹介する。
 北海道内の美術館が連携して、それぞれの施設や所蔵作品を相互に紹介するアートギャラリー北海道事業の「太陽の森ディマシオ美術館コレクション」も同時開催。今年開館10周年を迎えた新冠町のディマシオ美術館コレクションからジェラール・ディマシオ(1938年~)の油彩・素描13点、ガラス芸術の巨匠ルネ・ラリックの作品3点を紹介している(ディマシオ美術館展は8月30日〈日〉まで)。
 三岸好太郎美術館は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休館していたが、5月26日からオープンを再開した。来館者にはマスクの着用、設置されている消毒用アルコールの利用、「緊急時連絡先」への記入ほか、新型コロナ感染防止対策への協力を呼びかけている。
 問/三岸好太郎美術館【TEL】011―644―8901