「絵画の写真的経験」と「内容主義のファンタジー」 1つの会期で2つの企画を HOKUBU記念絵画館で開催中

 HOKUBU記念絵画館の展覧会「絵画の写真的経験」が7月19日(日)まで、同絵画館(豊平区旭町1丁目1―36)の2階展示室で、「内容主義のファンタジー」が10月4日(日)まで=7月20日(月)~8月12日(水)は休館=、同絵画館1階/3階展示室で、開催されている。開館は、毎週木・金・土・日曜日午前10時~午後5時(入場は閉館30分前まで)。料金は一般500円、小学生未満無料。障害者手帳を持っている人は300円。時間別予約制。事前申し込みを。
 「絵画の写真的経験」では、絵画は作家の興味に応じて対象の取捨選択が行われるのに対し、写真は切り取ったすべてを映し出す点に注目。版画、写真23点を展示している。
 「内容主義のファンタジー」では、絵に描かれた場面や背景を頼りにした作品の把握で、作者が見せたかった本当のファンタジーを探る。油絵と版画を20点を紹介している。
 新型コロナウイルスの影響などにより同絵画館では、完全予約制を導入したほか、1つの会期で2つの企画展を同時に開催することで、見逃しを回避する形態に転換した。予約可能な時間帯などは、同絵画館のホームページに詳細を記載している。
 問/同絵画館【TEL】011―822―0306