車に乗ったまま映画を楽しむ「ドライブインシアター」が6月20日(土)・21日(日)に、江別蔦屋書店駐車場(牧場町14―1)で開かれる。アメリカ発祥で、かつて日本でもブームとなった鑑賞スタイルが、2日間限りで復活する。
新型コロナウイルスの影響で、映画館に足を運ぶことができなかった4~5月にスタートした企画。ドライブインシアターを全国で展開する「Drive in Theater Japan Tour」と、道央圏のクリエイターらで作る「あしたのしあたあ」の共催。コロナ禍での開催は道内では5月の旭川に続き2回目。
会場に移動式の巨大スクリーン(9m×5m)を設置し、来場者はFM放送が受信できる車に乗ったまま映画を鑑賞する。音声は各車のFMカーラジオから流れる。
上映作品は、ちょっとしたいたずらで他人を幸せにしようと日々、奮闘するヒロインを描いたフランス映画「アメリ」。上映前には、地元・江別のインターネットラジオのパーソナリティーによる公開放送が繰り広げられるほか、協賛各社のPRイベントなども行われる。
主催団体のメンバーのひとりで、同市内でデザイン事務所を経営する山崎啓太郎さんは「ドライブインシアターは、かつては家族の娯楽や、デートコースの定番でした。蔦屋書店で食事やショッピングを楽しんでから、いつもとは違う雰囲気の中、映画を満喫してほしい」と話している。
上映開始の時間は、20日(土)が午後8時30分、21日(日)は午後8時。各日1時間半前に開場し、地元情報などのミニイベントが行われる。鑑賞料金は車1台3000円。各日限定70台。WEBの予約ページ(https://^nashitanoshiataa2.peatix.com 『あしたのしあたあ 江別』などで検索すると上位に表示される)から購入できる。