植村隆さんの裁判報告&「標的」西嶋真司監督トークほか 植村裁判報告集会と映画「標的」上映 10月10日、札幌市教文会館

 私は櫻井さんから「標的」にされたのだと思います。当時、「挺身隊」という言葉を使ったのは、私だけではありません。北海道新聞の喜多さんを始め、金学順さんについて報じた読売新聞や東亜日報など日韓の記者達も書いています。金学順さん自身が、挺身隊だと言い、強制的に連行されたことを語っているのです。当時の産経新聞や読売新聞も「強制連行」という表現を使っています。しかし、私だけが「標的」にされ、すさまじいバッシングに巻き込まれました。私は捏造記者ではありません(=2019年7月2日、控訴審第2回口頭弁論、植村隆氏の陳述から/案内チラシより)――元朝日新聞記者の植村隆さんが、ジャーナリスト・櫻井よしこ氏と新潮社などを訴えた名誉棄損訴訟、植村裁判札幌訴訟控訴審の最終審になる予定の第3回口頭弁論が10月10日(木)午後2時30分、札幌高裁805号法廷で開廷するが(傍聴抽選は午後2時予定)、同裁判の弁護団と植村隆さんの報告などに加え、今回は植村隆さんとその支援者の姿を追ったドキュメンタリー映画「標的」の短縮版上映と、西嶋真司監督のトークなどが行われる報告集会が10月10日(木)午後6時~8時30分、札幌市教育文化会館・4階講堂(北1西13、地下鉄西11丁目駅1番出口5分)で開かれる。参加無料。当日直接会場へ。
 問合せ/植村裁判を支える市民の会・山本さん【TEL】090―9755―6292。