「女性脳」は、母乳を分け合ったりして子供を育て上げる必要性からも、例えばおしゃべりなんかで周囲とうまくやる「共感型」が優先されるように、何万年の進化で“調整”されている。これに対して「男性脳」は、狩りに出て危険な目に遭った時、瞬時に決断できるような「問題解決型」に、進化で“調整”されている。これが男女の“すれ違い”の大きな原因……▼AI(人工知能)研究者の黒川伊保子さんがラジオ番組(NHK・FM11月17日放送トーキングウィズ松尾堂)で、こんな解説を披露…な、なるほど…だったのだが、次に、さらなる仰天話が飛び出して…(聞き取り文字化は散歩人)▼――妊娠・出産後に妻が“天使から悪魔に変わった”という夫がたくさんいるんですけど、妻側というのは、夫をある時から嫌うように、生存本能で脳がプログラミングされているんです。まず一つは母性。母性って優しいことのように思っているかもしれないけれど、子供を無事に育て上げる脳の生存本能なんですね。子供には絶対的にやさしいが、相手からは絶対的に即座に搾取(さくしゅ)するという戦略を「脳」がとりますから、夫に対する口のきき方はものすごく冷たくなる。さらに「脳」は、出来るだけ多くの遺伝子のバリエーションを残したいと思っているので、1人の夫と生殖をしたら次は別の遺伝子に変えようよと脳が言ってくるわけ…。男性の場合は浮気心という脳の現象なんですけれども、女性の場合はまず目の前の男を嫌うんですね。欠点だけをつなげてひどい人と潜在意識で思い込むわけ。ひどいからしょうがないのよと言って次に移って行くわけですよ▼――出来るだけ多くの(遺伝子の)バリエーションで産もうよとか、産んだ以上はこの目の前の男から徹底的に搾取しようよとか、(女性には)そんな「脳の本能の罠」があるんですけど、それをできるだけ避けて人間として夫にやさしくしているわけじゃないですか。目の前の人と一生暮らすと決めたら、(女性は)あなたの“脳の罠”に気がついて…▼…ナ…ナルホド…。
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