江別市の地域おこし協力隊の前田実夢さんが、同市内のカフェの情報をまとめたフリーペーパー「CHARM」を作成した。
札幌出身の前田さんは、昨年4月から江別の地域振興推進員として、市内飲食店のPRなどの相談に乗っている。学生時代に喫茶店でアルバイト経験もある前田さんは、江別に魅力的なカフェやスイーツが多いことに着目。自身で取材して冊子にまとめることを思いついた。
創刊号には、市内の喫茶店4店を掲載している。「江別の地域資源を探すうちに、人も、このまちの魅力と感じた」という通り、店主のインタビューを中心とした構成。各店のクーポンも収録している。A4判、カラー4ページ建て。
前田さんは「江別で商売をされている方は、自分たちが暮らすまちへの関心が高い。江別の魅力を語り合うきっかけになれば」と話している。
また、同じく地域おこし協力隊の丹治和仁さんも「大学生が厳選した江別遊び」をテーマにしたA3判学生向けのフリペを作成した。ともに2000部印刷した。「CHARM」は、JR江別駅や各公民館などで無料配布している。